SBS スプリングボーン設定スクリプト

これは,VRMの揺れもの,スプリングボーンのパラメータを設定するjavascriptです。 VRoidの髪型や衣装の揺れものは,スプリングボーンが使われています。 スプリングボーンは,モデルの動きに合わせて角度が変わるボーンです。 硬さや重力などのパワメータを設定して動き方を決めています。 VRoidの髪型では,硬さと重力,竈突半径を設定できるようになっていますが, 揺れ方を設定を確認するに,撮影モードにしないといけないので,細かな調整は時間がかかります。 このスクリプトでは,揺れ方を設定するとすぐに反映されます。 また,スカートやロングコートなどの衣装の揺れ方も設定できますので, スカートぼわんの対策にも使えます。

最新版スクリプトの実行 (20231115)

前の版スクリプトの実行 (20230211)

旧スクリプトの実行 (20221230)

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使い方

  1. VRMファイルのエクスポート
    VRoid studioで,VRMファイルをエクスポートします。
  2. スプリングボーン設定スクリプトへアクセス
    Webブラウザで,スプリングボーン設定スクリプトのページを開きます。
  3. VRMファイルの選択
    エクスポートしたVRMファイルを選択します。 VRMファイルが読み込まれると, モデルの3Dプレビューとスプリングボーングループの一覧が表示されます。
  4. ポーズ・モーションの選択
    ボタンでT PoseとA PoseのポーズとIdle,Sit,Walk,Runなどのモーションを選ぶことができます。 Sitは椅子に座った体制でスカートぼわんの確認に使えます。 Dance,Samba はVRM Live viewerなどで躍らせる場合の調整に便利です。 また,Mixamoのfbxアニメーションファイルを ドラッグ・ドロップして再生することもできます。
  5. スプリングボーンの設定
    スプリングボーングループの一覧にチェックを入れると,グループ内のスプリングボーンと対応するコライダーが表示されます。 複数のスプリングボーングループにチェックを入れると,一度に設定変更することもできます。 Editボタンを押すと編集用のウインドが開きます。 パラメータをスライダーや数値入力で書き換えてください。 書き換えた数値はすぐに反映されます。 Stiffnessはボーンの硬さ,GravityPowerは重力,DragForceは摩擦,HitRadiusボーンの太さと考えていいと思います。 Collider groupsにチェックで,適用されるコライダーを変えることができます。
    • スカートぼわん対策
      Sitのポーズにして,SkirtのGravityPowerを0.2程度に設定します。 (三日月工房さん) 裾の長いワンピースは,これでうまくいきますが, 揺れの収まりが少し早くなりますので,DragForceを少し下げるなどした方が良いかと思います。 また,立ち姿勢の時にスカートの裾がやや細くなります。 ちょうどVRoid studioで「スカートをすぼめる」を増やしたようになるので予め少し下げるか, 「スカートを膨らませる」を少し増やしておくといいと思います。
    • しっぽの調整
      SwingかShakeのポーズにして,各パラメータを矯正してみてください。 最初DragForceを零にして,Stiffnessを調整し,少しずつDragForceを入れて行くと設定しやすいです。 馬のしっぽみたいに垂れているのはGravityPowerを使うといい感じになります。
    • その他
      HairやBustのグループもあるので,この辺の設定も変更できます。 Hairはグループ数が多いので見つけるのが難しいかもしれません。 BustのStiffnessを10とかにすると,男の子モデルの胸を動かなくすることなどに使えます。 女の子モデルでStiffnessを下げるとか,もう好きに遊んでみてください。
  6. VRMファイルのエクスポート
    Exportボタンを押すとスプリングボーンの設定が反映されたVRMファイルがダウンロードフォルダに保存されます。 このとき,ファイル名は「new VRM.vrm」に固定されていますが, ダウンロードフォルダに同じファイル名がある場合には,通常は「(2)」などの添字が付きます。 エクスポートしたファイルは,移動やリネームなどしてください。

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